へんてこ雷理の

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少し怖いと感じた「合成生物学」のこと 

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「 合成生物学」ってナニ? 

幼稚な私の頭で まず浮かんだのはフランケンシュタインとか?  笑  

だけど 遠くは無い話で 

 

現実には有益危険が紙一重という 

ちょっと怖さを感じる事実だった 

 

人口生命体「ミニマル・セル」 

 

ヒトゲノム解析計画よりも以前から 

アメリカの生物学者クレイグ・ベンター氏によって 

ミニマル・セル・プロジェクトは始まっていた  

 

 

ヒトゲノム解析計画とは (コトバンクから抜粋)

”人体の染色体上のほぼすべての遺伝情報(ヒトゲノム)の配列の解読,保管,公開に成功した国際協力計画。1990~2003年に実施され,ヒトゲノムデオキシリボ核酸 DNAを構成する 30億の塩基対(アデニン A,チミン T,グアニン G,シトシン C)配列の基本情報を解明した。また,ゲノム解析の解釈と解析に必要な技術の改良,ヒトDNAに記録されている約 2万5000個の遺伝子すべての特定,ヒトゲノムの全配列解読によって生じうる倫理的,法的,社会的な影響の検討なども目的とした。” 

 

 

1953年 DNAの二重ラセン構造の発見 

2003年4月 ヒトゲノム全配列解読完了

 

と ここで 

DNAの二重ラセン構造の発見が  意外に最近であることに驚いた 

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今 私たちは当たり前のように知っていて 

古代遺跡などにその形状を見付けては驚いたりしている二重ラセン構造

発見されてまだ半世紀ちょっと ということ   

 

そして

DNAの二重ラセン構造の発見から50年後には 

ヒトゲノム全配列解読完了という 科学の進歩には驚かされる 

私たちの知らないところで どんどんと世界は変わっている 

  

話を戻して 人口生命「ミニマル・セル」

 

「ミニマル・セル」は 

細胞分裂によって自らの遺伝情報をコピーすることが出来る人口生命体

 

つまり 

ヒトの遺伝情報を「読む」試みであったヒトゲノム解析計画から 

ヒトゲノムを「書く(合成する)」ことによって人工的な生命体を作る未来が始まったということ

 

これからの 「合成生物学」

 

すべての科学技術は 人類に貢献するだけでなく 

軍事用として活用される「デュアルユース性(軍民両用)」を持っている 

 

アメリカ軍部でも「合成生物学」に強い関心を寄せていて 

研究資金を出しているのが 国防省の国防高等研究計画局(DARPA)

 

DARPAは 全地球測位システム(GPS)インターネットの原型となる技術を開発したことでも有名

 

ベトナム戦争での枯葉剤・湾岸戦争でのステルス戦闘機や巡行ミサイルの精密誘導技術の基礎など すべてDARPAによって開発された 

 

 

「合成生物学」

生物兵器開発につながる危険性も秘めている 

 

人為的な「遺伝子ドライブ」によって 種そのものを駆逐することも可能だと考えられている 

遺伝子を改変した個体を数匹放つだけで 永続的に次世代へと受け継がせるという 

これは害虫駆除などに有用である一面 生態系に影響を及ぼす危険性を秘めている

 

そして

「合成生物学」のひとつに「ゲノム合成計画」がある  

人工的に合成したDNAを持つヒトの細胞をつくることを最終目的としていて 

「決して人造人間をつくるのではなく移植用臓器作製医薬品開発に応用できる」 と主張しているけど 

 

生命の概念が変わってゆく

未来はどうなっていくのだろう  

 

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1年間アメリカでの調査・研究をもとに 

2018年4月出版された「合成科学の衝撃」が興味深い 

著者は須田桃子氏

 

 

 

 

ご訪問ありがとうございました

感謝☆ 

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